□ 李鍾均・釜山韓日協会会長の傘寿を祝う
10月22日 広島
釜山広域市韓日親善協会の李鍾均会長の傘寿(80歳)を祝う会が10月22日(月)、広島市で開かれました。釜山協会と姉妹提携している広島県日韓親善協会の安東善博会長が呼びかけたもので、山口・島根・広島3県の親善協会代表者をはじめ民団や親交のある人達など30名が集まりました。会場は広島市内を流れる元安川の平和公園対岸に浮かぶ「かき船」。
李鍾均会長は、安東会長たってのお願いで珍しく夫人同伴で出席しました。開会にあたり、安東会長が「日韓の民間交流がこれほどまでにすすんだのも李鍾均会長の功績が大きい。引退などは考えず、80歳をひとつのステップとしてこれからも頑張っていただきたい」とあいさつ。島根県日韓協連合会の水津卓夫会長らも次々にお礼と感謝の言葉を述べました。このあと、広島市の工芸作家・田中稔子さん作の七宝焼のネクタイとブローチが出席者からプレゼントされると、小さい目を一層小さくして喜びを表わしました。
李鍾均会長は1932年10月生まれ。釜山広域市で外科病院を経営するかたわら、ボランティア活動や国際親善活動にも力を注ぎ、2000年5月からは釜山広域市の韓日親善協会の第4代会長として、福岡・山口・広島・島根・北海道など日本各地の親善協会と交流を深めてきました。特に広島県日韓親善協会との間では、青少年囲碁交流や障がい者の車いすダンス釜山公演実現に貢献されました。こうした功績で2003年には日本国からの勲章「旭日章」を受章されています。