□ 国交回復50年締め括りの「忘年・会員の夕べ」
280人が参加
日韓国交回復50年の今年を締めくくる「忘年・会員の夕べ」、12月9日(水)リーガロイヤルホテルで行われました。韓国からの留学生60人を含めて280人が参加しました。
当協会の畑谷健治会長が、本業の中国放送社長として重要な日程が入ったためホストの役が果たせず、代わりに青木暢之会長が主催者を代表して歓迎の挨拶、来賓を代表して広島総領事館の徐張恩総領事が「50年が終わり、これから100年に向けて両国の一層の好関係求めて努力したい」と挨拶されました。また、広島県の高垣広徳副知事も「県として留学生のさらなる受け入れと高校生の交流など若者を対象とした交流の実績を深めたい」と挨拶されました。
そして乾杯。
広島市議会の永田雅紀議長が「両国が仲良く太いキズナで結ばれるように!」と盃を高くかかげられました。
宴会では、ホテルの料理に加え、韓国民団婦人会から提供された手作りのキムチが並び、李菊枝さんらボランティア主婦たちが調理された韓国料理も人気で行列ができました。
参加してくれた留学生は、広島大学、県立広島大学、広島市立大学、広島修道大学、エリザベト音楽大学、広島YMCA学園から60人。
アトラクションでは、広島韓国伝統芸術院の朴裕恵さん率いる3人による演出が、披露されました。
「チャングムの誓い」のテーマ曲に合わせた民族舞踊と、躍動的な三面太鼓がカラフルに、そしてリズミカルに演じられ大きな拍手がおくられました。
そして、恒例の大福引大会。ことしも法人会員や個人会員から寄せられた120点のすばらしい賞品を巡って一喜一憂、喜びの声や溜息が会場を包みました。
リーガロイヤルホテルの3万円の利用券や同じく3万円の日韓親善協会会長賞など高額賞品が続き、会長賞は県立広島大学の留学生朴孝貞さんに当たりました。トリは、アシアナ航空提供の広島-仁川往復ビジネス航空券の抽選、参加者注視の中ラッキーな当選者は、広島修道大学の留学生チサンフンさんと広島韓国商工会議所会長の徐健杓さんの二人。ステージに上がった徐会長も「まさか自分が…」というような戸惑いの表情で賞品を受け取られました。
最後は、韓国民団広島県本部の沈勝義団長が「新しい年が、会員皆さんにとって良い年になりますように」と挨拶され楽しかった時間を締めくくりました。