□2018「大邱の日」「大邱マダン」開催
広島市と大邱広域市の姉妹都市提携を記念する「大邱の日」の記念式典がフラワーフェスティバル期間の5月3日行われました。今年は、大邱市からクォン・ヨンジン市長はじめ、55人の訪問団が、広島を訪れ市民と交流しました。
岡畠実行委員長 松井広島市長 クォン・ヨンジン大邱市長 金総領事
午後12時半からカーネーションステージで行われた記念式典には、クォン市長ら大邱の代表と、出迎えた広島市の松井市長、来賓の金宣杓総領事、岡畠実行委員長らがステージヘ登壇し、21年目に入った交流の実績を基に、さらなる友好親善活動を進めることを確認しました。
訪問団には、31人の大邱市合唱団、カラフルコーラスのメンバーも参加しており、およそ300人の聴衆の前で、アリランなど韓国の名曲
3曲を熱唱。洗練された美しいハーモニーに大きな拍手が送られました。
合唱団は、翌4日エリザベト音楽大学ホールで行われた「世代と国境をつなぐスペシャルコンサート」に出演し、韓国のヒット曲「花畑で」を合唱し感動を与えました。
セレモニーに先立っての前日2日夜には、大邱訪問団の歓迎夕食会が、ANAクラウンプラザホテル広島で行われました。松井広島市長、深山商工会議所会頭、岡畠日韓協会長はじめ広島はおよそ50人が参加、大邱からお越しのお客様と交流しました。
会場では、いたるところで談笑と記念撮影が続き、合唱団全員が即興でステージヘ上がり、美しいハーモニーをプレゼント。
日本の名曲「夏の想い出」を歌ってくれました。
このアトラクションに、コーラス経験があり歌上手の松井市長が飛び入り参加。合唱団の中心で歌うと感動のどよめきが起こりました。
さて、実行委員会は、3日~5日の3日間、NHK南真向いの緑地帯で恒例の大邱マダンを開催しました。前日2日は大雨で、空模様が気になりましたが、今年は3日間とも天候に恵まれ、多くの人々がマダンを訪れました。
大邱市観光課職員らによる大邱の観光PRのブースでは、観光資料の配布や、韓国の伝統衣装チマチョゴリの試着コーナーも大人気で、華やかな衣装に身を包み、写真撮影をする女性の笑みが溢れていました。
李菊枝さんら主婦ボランティア手造りの韓国料理(キムチチャーハン・トッポギ・チヂミ)の販売も好評で昼時は列ができるほどでした。また、よく冷えた一杯100円のマッコリ(韓国の白酒)も人気で、ボランティアの韓国人留学生も「オソーセヨ(いらっしゃい)」「マシッソヨ(おいしいですよ)」と声をからして道行く人に呼びかけました。三日間完売の盛況でした。