第165集 (2021年11月)

 □ 第16回 日韓(韓日)スピーチコンテスト開催

 11月13日(土)、広島市留学生会館二階ホールで、恒例の「日韓(韓日)スピーチコンテスト」が開催されました。九月の終わりで新型コロナウイルス感染拡大の「緊急事態宣言」は解除されましたが、昨年と同様コンテスト終了後の懇親会は行わず、換気・消毒・検温などの対策をとっての開催となりました。

 参加者は「韓国語部門」13人、「日本語部門」7人で、日ごろの練習の成果を披露、身近な話題から日韓関係、原爆についてなど多岐にわたるスピーチに、参加したそれぞれが感心していました。

今回も会場に入るのは参加者と指導者だけで、熱心に他の参加者のスピーチに耳を傾けていました。

 審査が行われている間は、チャングの演奏とK-POPダンスが披露。

楽しんだあと、それぞれの賞の発表です。


K-POPダンスを披露してくれたのは檜垣奈々寧さん

躍動感のあるダンスに会場は見入りました

チャング演奏はユン・ソンジェさん

韓国伝統音楽に、今度は会場が聴き入りました



💛それでは各賞の受賞者をご紹介します


★駐広島大韓民国総領事館 大賞★

 朴 鎭 弘 さん              「3年ぶりに戻った日常」


★民団広島県地方本部 大賞★

 畑田 菜摘さん   「明日の私は今日よりも1歩前に」


★広島県日韓親善協会 大賞★

 倉西 桜子さん                「夢に向かって一歩ずつ」


金 賞 (三名)

 

<韓国語部門>

山岡 美月季さん「在韓被爆者と平和」

要田 彩音さん「私の夢の羅針盤」

<日本語部門>

金 經 祚 さん「私の西条」

 

金 經 祚さんは、コンテストの司会も担当。

ユーモアを交えて司会も「金賞」級でした。

 


銀 賞 (三名)

 

<韓国語部門>

沖野 由奈さん「一大決心」

村上 琴葉さん「本当の私を見つけてくれた韓国」

<日本語部門>

方 河 恩 さん「家族と愛」


銅 賞 (六名)

 

<韓国語部門>

寺岡 実咲さん「MY FRIEND」

竹尾 弘江さん「私だけの発見」

後藤 優里さん「私から見た主人公」

奥 優希さん「韓国語で世界が広がる!」

<日本語部門>

金 娜 永 さん「私の日本温泉体験記」

呉 鍾 護 さん「広島の生活」

 

 


 例年に比べると新型コロナウイルスの関係もあり参加人数は少なくなりましたが、それを補うレベルと熱意のスピーチを披露してくださいました。昨年も思ったことですが、来年こそ一般の方にもご覧いただける状況の中で、大きな笑い声や歓声に包まれてスピーチ大会が行えることを切に願います。そしてまた多くのみなさんの参加を心からお待ちしております。

20名の参加者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。