□ 大賞に丸林さん、平手さんら
第2回 日韓(韓日)広島マダン「スピーチ & 交流」
広島県日韓親善協会(金井宏一郎会長)と広島韓国教育院(林一圭院長)が主催する「第2回 日韓(韓日)広島マダン『スピーチ & 交流』」 が 07年11月17日(土)、広島市南区の広島市留学生会館で開かれました。
スピーチコンテストの出場者を含め 凡そ 300名が参加、習いたての韓国語と日本語の腕前を競ったあと、韓国家庭料理を囲みながら年代や 性別を越えて和気あいあいの交流を行いました。
このマダン(広場)は 昨年に続く開催で、前半のスピーチコンテストには 昨年の 30名を大幅に上回る 41名が出場しました。
内訳は 韓国語部門で広島県内の主婦や学生ら(在日を含む)37名、日本語部門の挑戦者は 韓国人留学生 4名。それぞれ 3分間の持ち時間で、 日本語、韓国語の学習をはじめた動機や相手国の文化などについてスピーチしました。
安芸郡府中町の小学生から広島市東区の 60歳台の塾経営者など年齢はさまざまでしたが、昨今の韓流ブームの中で、韓国語の勉強をはじめた主婦など 女性の出場が目立ちました。
審査の結果、最優秀の大賞(広島 - ソウル往復航空券)には 日本側 2名、韓国側 1名の 3名が選ばれました。
韓国語でスピーチして大賞を獲得したのは 丸林順一郎さんと平手ゆかりさん。丸林さんは おととし(05年3月)のソウル国際マラソンに参加し、 「ひろしま」のマークのついたTシャツで完走、韓国の観衆の声援をうけながら 念願の 4時間以内でゴールした時の様子を身ぶり手ぶりをまじえて スピーチしました。平井さんは
親しくしている韓国人から「日本人とつき合っていると、親しい人との間でもガラスの壁があるように感じる」と指摘されたことをとり上げ、 意見の違いを率直にぶっつけ合い、その上で親しくなれば、「ガラスの壁」はなくなるはず と主張しました。
また、日本語部門で大賞に選ばれた広島大学工学部 1年の留学生 ジョン ミョンハさんは、趣味の旅行を通じて、日本や日本人との出会いを楽しんでいる自分自身の 経験を話し、「日本にいる間にできるだけ多くの人に会い、色々なことに感動したい」と訴えました。
また 大賞につぐ金賞には、長迫厚樹さんと矢野智美さん、イ ジェソンさんの 3名が選ばれました。
又、審査員特別賞は 61歳から韓国語を習いはじめたという 谷岡郁夫さんら 3名に贈られました。
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スピーチコンテストのあと、交流会が開かれ、ボランティアグループの 李菊枝さん、佐々木美紀子さんら十数名が朝から手作りした韓国家庭料理のサンゲタンや トッポッギ、ナムル、チヂミなどに舌つづみをうちながら和やかに交流しました。 この催しには、駐広島韓国総領事館をはじめアシアナ航空広島支店、韓国観光公社(福岡支店) のご協賛をいただきました。 |