第 78 集 (2010年10月)

□ フードフェスタに「韓流」 2ブース
       大邱から視聴覚障害者も来広 農楽を熱演

今年も韓食を販売

広島県日韓親善協会のブース

 

    春のフラワーフェスティバルと並んで当協会が毎年出展している「ひろしまフードフェスティバル」が今年(2010年)も10月30日(土)、31日(日)の両日、広島市中区の広島城跡公園一帯で開かれました。今年は2日目の31日があいにくの雨でしたので人出は昨年を8万人下回りましたが、両日で合わせて74万人が繰り出し秋の味覚を楽しみました。
  当協会は例年どおり広島城に近い本丸広場に韓国観光公社とともに「マダン韓流」と題して2つのブースを出展しました。
  当協会のブースではトッポギ、チヂミ、キムチチャーハンの三品のほか韓国風おでん、韓国の白酒・マッコリを販売しました。韓国食の調理には今年も李菊枝さん、佐々木美紀子さんらボランティアグループの人たちが大活躍。広島大学をはじめとする在広の韓国人留学生は客の呼び込みに声をからし、雨にたたられながらも一千数百食を販売しました。
  また、韓国観光公社福岡支社のブースでは韓国の観光資料や韓国文化の紹介資料、来年の「大邱世界陸上」のPR資料など7種類1600点を展示、来場者の関心も強く2日間で全て配布しました。
  今年は韓国観光公社のブースを使って大阪市にある韓国農水産物流通公社が韓国のキムチや高麗人参茶など農水産品の健康への効果をアピールするパネルを展示したほかマッコリや柚子茶、人参茶の試飲も行い好評でした。

 

会場は広島城跡公園と---

中央公園広場

初日(30日)は台風も去り曇天
人出もまずまず---

キムチ焼飯は500円

浅井事務局長も販売に一役

許徳行総領事(左端)も訪れて

舞台裏では---

今年も主婦グループと
留学生が大活躍

韓国観光公社のブースでは---

7種類1600部を用意

鄭辰洙福岡支社長(左端)もかけつけて

観光資料を配布

来年の大邱世界陸上でアンケートも

韓国農水産物流通公社は
マッコリなどの試飲コーナー

オレンジ入りのマッコリ、ゆず茶が
人気だった

   
 

大川会員も韓服で試飲サービス

 

 更に、フードフェスタに合わせて広島市の姉妹都市・大邱広域市から視覚障害者連合会の芸術団の一行17名が来広。30日は中央公園ステージで、翌31日には本丸ステージで韓国伝統の農楽・サムルノリを演奏したほか、日本の演歌や韓国の民謡などを披露しました。
  一行は広島に到着した29日(金)に広島市の視覚障害者情報センターを見学したあと、同センターの運営を委託されている市視覚障害者福祉協会の川本正行会長や広島市、民団県本部、当協会会員などとの歓迎夕食会に出席しました。
  また、30日の公演に先立って八千代病院グループの「メリィハウス西風新都」を見学、同グループが経営する高齢者住宅「メリィハウス庚午北」で慰問演奏しました。
  なお、フードフェスタでの販売収益は大邱視覚障害者・芸術団の受け入れ費用など親善事業に充てさせていただきました。ご協力いただいた方々に改めてお礼を申し上げます。


大邱広域市視覚障害者連の
芸術団を迎え夕食会(10月29日)

韓国民謡や---

サムルノリ(農楽)を披露

たちまち踊りの輪が---

10月30日(土)は
中央公園ステージで公演

大きな拍手が送られた

31日(日)は韓国人原爆慰霊碑に参拝

同日の本丸ステージは
日本演歌も熱唱

雨の中 来場者を魅了した

    撮影協力:
会員・山崎頼久さん