第 82 集 (2011年03月)

□ 盛大に 許徳行総領事の送別会
                 (3月1日)

  駐広島韓国総領事館の許徳行総領事が2年8ヶ月の広島での勤務を終えて、3月3日に本国へ帰任されました。当協会と韓国民団広島県本部は3月1日(火)、中区のANAクラウンプラザホテルで送別会を開き許総領事をねぎらいました。
  この日の送別会には広島県の有岡宏副知事、広島市の三宅吉彦副市長ら六十数名が出席。はじめに民団県本部の権五源団長が「許総領事は韓国と日本の友好親善、在日韓国人の地位向上のために尽力され、歴代の広島総領事のなかでも際立った実績を残されました。これからも日韓の架け橋の役割を果たして下さい」とこれまでの貢献をたたえ、有岡副知事も「許総領事は私の韓国語の先生。上達の遅い生徒でしたが、お世話になりました」と、得意の韓国語を交えて挨拶しました。
  また、韓国婦人会の宋姫子会長が花束を、当協会の金井宏一郎名誉会長が参加者からの餞別を贈ったのに対し許徳行総領事は「広島での2年8ヶ月は私の外交官生活のなかでも忘れられない貴重な財産になりました。ご協力いただいた皆様のお蔭です」とお礼の言葉を述べました。このあと県議会日韓友好促進議員懇話会の松浦幸男会長の発声で乾杯。懇談の中では県議会前副議長で議員懇・元副会長の大曽根哲夫さんや当協会会員の画家・白井史郎さんらが次々に立って許総領事との出会いや思い出を語り、終始和やかな雰囲気でした。
  許徳行総領事は広島の7代目の総領事として2008年5月に着任、任期中に公館や総領事館の移転を実現したほか、留学生支援、在日韓国人の参政権運動などに力を尽くされました。
  後任の辛亨根総領事は3月10日に着任の予定。

六十数名が出席した送別会
(3月1日)

民団広島県本部
権五源団長があいさつ

広島県有岡副知事は
韓国語をまじえて---

広島市 三宅副市長

韓国婦人会
宋姫子会長から花束

金井名誉会長は
出席者からの餞別を贈呈

「広島勤務は生涯の思い出」
許 総領事

県議会 松浦・日韓議員懇会長が
乾杯の発声

県議会 大曽根前副会長も
労いのことば---

許 総領事を囲んで
記念撮影や---

談笑の輪が---

安東会長(右)と

安東会長が中締めのあいさつ

思い出を胸に---

3月3日に離任


写真撮影:民団広島県本部
    会員・山崎頼久