第 97 集 (2012年01月)

□ 韓国人留学生受け入れ増へ
          広島県がキーパーソン3氏を招待

 少子高齢時代を迎え、海外の若い優れた人材を積極的に受け入れようと、広島県は1月10日(火)から14火(土)までの5日間、韓国で日本への留学支援に携わっている人たちを、「留学キーパーソン」として招待しました。一行は県内の大学などを視察し受け入れ体制などについて説明を受けました。
  広島を訪れたのは(社)釜山韓日交流センターの車東燁事務局長、(社)韓日協会の宋富永理事長、韓国日本人留学生連合会の任尚彬副会長の3氏。
  3氏は1月11日(水)、広島県国際部の担当者から県の留学生の受け入れ状況について聞いたあと、3日間にわたって広島大学、広島修道大学などを訪れ留学生の現状などを視察しました。この間、3月12日(木)には広島県日韓親善協会が主催した懇親会に出席しました。3氏は「広島で留学生の状況を見たのは初めて」としながら、「東京・大阪などの大都市と違って、学生と市民との距離が近く、住みやすいところと感じた。韓国からの留学生を増やすのに力になりたい」と話しました。
  この懇親会には広島県国際部の前田恭正国際課長ら県の担当者のほか当協会から玉木 実専務理事、浅井昭秋事務局長、登島啓次理事、佐々木謇理事、藤井正一理事らが出席しました。