第 98 集 (2012年01月)

□ サンフレ新入団 韓国2選手が当協会を表敬訪問

 2012年の新戦力としてサンフレッチェ広島に新規入団した2人の韓国人選手が1月16日(月)午後、広島市中区基町の中国放送に広島県日韓親善協会の安東善博会長を表敬訪問しました。
  大邱大学出身の黄錫鎬(ファン・ソクホ)選手と、江陵中央高校卒の李大憲(イ・デフォン)選手。黄選手は89年清州の生まれで23歳。韓国代表選手に選出されスピードもあり、攻撃的なサッカーを目指すサンフレッチェ広島には、最適のDFとして期待されています。李選手は93年生まれの18歳、おなじく韓国代表選手でFWから守備的なポジションまでこなすオールラウンドプレーヤーです。
  この日は安東会長とともに中国放送の青木暢之社長も応対しました。安東会長が「早く広島に慣れて活躍してください。国を離れるときご両親はなんとおっしゃっていましたか?」と問いかけると、李選手は「しっかり日本の美味しいものを食べて体をつくり、多くの試合に出られるよう頑張れ、といわれました」と語り、黄選手は「日本は試合で1度だけ訪れただけ。早く名前と顔を覚えてもらい応援して欲しい」と話していました。
  2人は、このあと、駐広島韓国総領事館に辛亨根総領事、つづいて韓国民団広島県本部に権五源団長を訪ね、入団の挨拶をしました。
  サンフレッチェ広島は、今月下旬から沖縄トレーニングキャンプに入りますが、2人もこれに参加することにしています。