□ 第11回、広島・韓国青少年囲碁交流
今夏は、釜山・慶尚南道から45名の訪問団が来広
広島・韓国青少年囲碁交流はスタートして11回目。今年は、韓国からお客様を迎える番ですが、日程の初日、7月27日(月)出発の釜山港を台風12号が直撃しました。このため、急きょ日程を変更、一日短縮して一行は28日釜山港を出港しました。
29日下関港に降り立った釜山、・慶尚南道の派遣団は、選手35名役員保護者10名の総勢45名。正午前、会場の広島アステールプラザに到着した一行は、昼食もそこそこに、出迎えた広島の20名の参加者と囲碁対局を始めました。
韓国は、囲碁レベル世界№1といわれるだけに、子供たちのレベルも高い。
日本と同じ段級位でも2ランクほどの差があります。このため広島側は、多少のハンディキャップをもらっての対戦となりましたが、それでも3回の正式対局のトータル結果は、韓国側の36勝、広島側の30勝で、広島側の惜敗となりました。
囲碁の対局の合間、役員・保護者の一部は、広島城・縮景園などのミニ観光とショッピングなどで短い日程を楽しんでいました。
韓国から参加した子供たちは、すべて広島訪問が初めてのため、対局が終わった夕方、平和公園訪れ、短い時間でしたが、原爆ドームや韓国人犠牲者慰霊碑などを廻って「ヒロシマ」を学びました。
夜は、近くの広島文化交流会館のリバーサイドガーデンで歓迎夕食会。当協会の畑矢健治会長も参加して、和やかに懇親のひとときを過ごしました。
翌30日朝、短い滞在を終えた一行は広島を離れ、山口の観光を経て下関へ向かった。
途中、山口市の瑠璃光寺では、日本三名塔の一つに数えられる国宝の五重の塔の美しさに感動。そのあと秋吉台のサファリパークに入園。バスの窓から間近に見る動物たちの迫力に大興奮でした。
真夏のサファリを満喫した後はクールダウンスポットの秋吉台・鍾乳洞へ。17度のひんやりとした洞内を巡り、自然が造り上げた「芸術」にひととき猛暑を忘れて見入っていました。