第 130 集 (2015年09月)

 □ 梁桂和・仙台総領事(元広島領事)を囲む会

               8月31日(月)

90年代後半、広島韓国総領事館初の女性領事として活躍した梁桂和さんがこの4月、仙台総領事に就任しました。プライベートで広島を訪れた梁さんを迎えて8月31日(月)、関係者がお祝いを兼ねた「囲む会」を開きました。

 仕事と子育ての両立に悩みながらの広島時代でしたが、それだけに想い出深いようで、31日はご夫君と、ともに大学生のお嬢さん、ご子息を伴って平和公園や縮景園、通っていた保育園などを廻り昔を懐かしみました。
  夕方からはかっての梁さんを知る人たちがデパートのレストランに集まり、祝賀会を兼ねた「囲む会」を開きました。
  16年ぶりの再会となった「囲む会」では広島市の平岡 敬元市長、民団県本部の朴義鍾元団長、慰霊碑移設実行委員会の権養伯・元委員長らが次々にお祝いの言葉を述べるとともに・慰霊碑移設の想い出などを語り合いました。「髪が白くなり別人のよう」、「その代り貫録がついた」といった冗談交じりの「口撃」を受けながらも、梁桂和総領事は終始昔ながらの笑顔。「広島が一番の思い出の地。家族でひっそりと旅を、と思っていたがこのような歓迎を受けて感激です」と話していました。