第 28 集 (2006年09月)

□ 強かった釜山の子どもたち
   第2回広島・釜山青少年囲碁交流


  「日韓友情年」を記念して昨年スタートした広島・釜山青少年囲碁交流。 第2回のことしは、広島から小中学生26人と役員保護者ら総勢42人の派遣団が8月21日(月)から5日間の日程で釜山広域市を訪れ、現地の子どもたち30人と囲碁を通して交流を深めました。

  釜関フェリーで釜山入りした一行は22日、慶州観光組と囲碁組に分かれて行動。囲碁組10人は、ホテルに荷物を預けたその足で釜山の碁会所に行き、飛び入りで釜山市民と対局を楽しみました。

  23日は、正式対局の日。午前、釜山市内観光をしたあと、正午前に韓国棋院釜山協会、李喆承会長を表敬訪問しました。
  午後の正式対局は、広島側24人に対して釜山側は30人が応対、段級位が近い者どうしが相手を替えて二局対戦しましたが、今年も広島側は14勝34敗と残念な結果に終わりました。
  その夜は、関係者およそ100人が宿泊のクラウンホテル宴会場で交流の晩餐会に参加して韓国料理に舌鼓をうちました。

  帰国日の24日も、釜山市内で開かれている子どもたちの二つの囲碁教室「秀才教室」「天才教室」を訪ね、始めて間もない幼稚園児や力をつけ始めた小学生までの子どもたちに大人たちも加わって和やかに対局しました。

  対戦成績はともあれ、釜山滞在の3日間は、さまざまな階層の市民とふれ合い、囲碁を楽しみながら友好を深めることが出来ました。

 

 
 

正式対局を見守る役員

熱戦をくりひろげる(正式対局)

左が広島、右が釜山の選手

 
 

残念ながら、広島の 14勝34敗

歓迎晩餐会、和気あいあい
韓国料理に舌鼓

釜山韓日協会の李鍾均会長