第 50 集 (2008年08月)

    □ 囲碁交流 23名が韓国へ 出発前に結団式

  夏休みの恒例行事になった広島・韓国青少年囲碁交流が、今年は大邱・釜山の両広域市で行われることになり、選手 23名の顔ぶれが決まりました。
  8月 1日には 広島市で結団式があり、8日(金)に下関を出発、12日(火)に帰国します。
  この青少年囲碁交流は 04年に始まり、韓国と広島で交互に交流対局を行って来ました。今年は韓国での開催で、これ迄の釜山広域市に加えて、初めて 大邱広域市でも交流対局を行うことになりました。
  今年の訪韓メンバーは 選手が小学生から高校生までの 23名。主催の当協会から浅井昭秋事務局長、共催の日本棋院県本部から四方治雄指導員らをはじめ 保護者、通訳を含めて 総勢 39名です。
  8月 1日には 広島市中区の中国放送に 35名が集まって 結団式があり、当協会の安東善博会長、日本棋院県本部の大下龍介本部長が激励のことばを送りました。
  これに対して、広島市の牛田小学校 5年生の坂倉健太君(6段)が、「韓国の子ども達に負けないよう頑張って来ます」と決意を述べました。
  このあと、同行する広島県の李ジョンハ国際交流員から「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」などの韓国語を教わりました。
  派遣選手の中には、06年、04年の交流で、韓国訪問を経験した青少年も含まれていますが、これ迄の対局では 日本側が劣勢だっただけに、「今度こそは」とリベンジの意気込みにもえていました。
  一行は 8日(金)夕方 フェリーで下関港を出発、釜山経由で 9日に大邱広域市を訪問、交流対局をしたあと 10日に釜山広域市着、釜山でも 11日に交流対局を予定しています。
 

囲碁交流 結団式
(RCCで)

広島県日韓親善協会
安東善博 会長

日本棋院県本部
大下龍介理事長

 

選手23名、役員・保護者を含め
39名が韓国へ

坂倉健太君の「宣誓」