□ APEC 韓国政府代表招き歓迎夕食会
(2月24日)
2010年2月21日から3月初めまで広島市で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)実務者会議に出席した韓国政府代表の歓迎夕食会が2月24日(水)、市内の川に浮かぶ「かき船」でありました。
当協会と民団広島県本部が呼びかけて開いたもので、韓国外交通商部の安豪榮(アンホーヨン)次官(通商調停官)ら政府代表4名が出席。地元からは韓国総領事館、輸出入の関係者を含め28名が参加しました。
初めに当協会の安東善博会長が「韓国は今年G20の主催国となるなど経済発展が目覚ましい。開催中の冬季五輪フィギュアースケートのキムヨナと浅田真央のように、経済でも世界一を目指して競い合いながらWIN ・WINの関係を築きたい」とあいさつ。
これに対して安次官は「私は80年代に外交通商部に入部以来三十数年間、世界のさまざまな経済ブロックと関わってきたが(北東アジアは)淋しい。日本と韓国はもっと協力を強めなければ」と日韓FTA交渉が進展しない現状に苦言を呈したあと、「広島は初めてだが、こんな暖かい歓迎を受け感激している」と述べました。
このあと、賀茂鶴広島店提供のしぼりたて大吟醸酒で乾杯。料理も「かきずくし」で、出席した韓国政府代表に広島をアピールしました。
挨拶する安豪安豪榮次官 |
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