□ 被爆2世 辛亨根総領事の歓迎会
出席者とあいさつをかわす辛亨根総領事(右)
被爆2世の総領事として話題を呼んでいる駐広島韓国総領事館の辛亨根総領事が3月に着任、当協会と韓国民団広島県本部が共催で歓迎会を開きました。中区のリーガロイヤルホテルでの歓迎会には広島県・広島市をはじめ各界から約100名が参加しました。
当協会の安東善博会長が「辛総領事はご着任早々から精力的に業務をこなされ、東日本大震災の被害者救援にもご尽力いただいています」と紹介。続いて広島県の中山雅文・地域政策局長、広島市の三宅吉彦・副市長が「広島と韓国の友好のためにご活躍を期待しています」歓迎の言葉を述べました。
これに対して辛亨根総領事は「日本での勤務は初めてですが、(被爆した)父との縁で特別な愛情を感じている広島に赴任できたことは光栄です。広島を韓国のメディアを通じてPRし、経済交流つなげたい」と抱負を述べました。
また、当協会の玉木実・専務理事は33年前の記者時代に在韓被爆者を取材した際、当時「韓国原爆被爆者協会」会長をつとめていた尊父の辛泳洙さんがその年、長男が外務部に入省した喜びを語った記憶を振り返り、「父親の第二の故郷に息子が錦を飾ってくれたことを地下のご尊父はどんなに喜んでおられるでしょう」と話しました。
歓迎会は一緒に出席した金金龍夫人をまじえ、終始和やかな雰囲気でした。
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